御堂案内 感応堂

当山感応堂の御本尊は中央に宗祖大聖人、左右に妙日尊儀、妙蓮尊尼を配した御三尊を奉安し一木三体の御本尊、一家和合の御本尊とも称します。

文永元年(1264)の秋、宗祖大聖人御尊父の七回忌並び老後の御尊母の御見舞のため鎌倉より御帰省になられた折、すでに息絶えられた御尊母の蘇生延寿を御祈念せられたところ、大聖人の御孝心に天も感応を示し、法華経の功徳忽ち現れて蘇られ、更に四ヶ月の寿命を延ばされたのであります。

当山開山日静上人は誕生寺を引退ののち両親閣に移住させれ、御尊母の蘇生祈願の際、御本尊を掛けられた御霊木を材とし、一刀三礼の儀をもって宗祖ならびに御両親の御尊像を刻まれました。この御本尊は、天拝感応の祖師として古来より尊崇され又、蘇生の妙符は不思議の寄蹟を現し、今もなお遠隔の地より参詣の人が絶えません。

当山は、十万石の格式を有した大本山誕生寺の末寺二百三ヵ寺の衆頂末頭で、江戸時代には誕生寺代理としてしばしば江戸登城した由緒ある名刹であります。

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