妙蓮寺

縁起

当山は、日蓮聖人の両親のご廟所(墓所)です。

聖人の父は貫名次郎重忠、母は梅菊といいます。 建長5年(1253年)立教開宗した聖人は、第一に父母を教化し、父に「妙日」、母に「妙蓮」という法名を与えました。

 父「妙日」は正嘉2年(1258年)2月14日。母「妙蓮」は文永4年(1267年)8月15日逝去し、この地に葬られました。
開山の日静(にちじょう)上人は誕生寺を引退ののちこの地に移住なされ、御尊母の蘇生祈願の、御本尊を掛けられた御霊木を材とし、宗祖ならびに御両親の御尊像を刻まれました。この御像は、天拝感応の祖師として古来より尊崇され又、蘇生の妙符は不思議の寄蹟を現し、今もなお遠隔の地より参詣の人が絶えません。

 当山は、父母の法名にちなんで、妙日山妙蓮寺と称しますが、特に両親のご廟所ということから「両親閣」として広く知られています。
当山は、江戸時代には十万石の格式を有した大本山誕生寺の末寺203寺の衆頂末頭で、誕生寺代理としてしばしば江戸登城した由緒ある名刹であります。